過食嘔吐克服中のネガティブな感情への具体的対処法2つ

過食嘔吐を克服しようとする中で、さまざまなネガティブな感情が波のように押し寄せてくることを少なからず経験すると思います。
体重が増えることへの恐れ、不安や、知っていてもなかなかうまく出来ない自分に対しての怒り、どうしようもなく悲しくなるなど。
 
 
こういう感情を避けようとしたり、麻痺させたりするために過食嘔吐があるので、その一時だけを見れば、過食嘔吐さえやめなければネガティブな感情を感じなくて済みます。
でも過食嘔吐は代償が大きすぎますよね…歯がダメになったり、顔が大きくなったり、お金がかかりすぎたり。
 
 
今回はどのようにしてそれらの感情が出てきたときに対応すればいいのかを具体的にみていきましょう。。

ネガティブな気持ちに場所を用意する

ネガティブな感情や感覚をどこかに押しやったり、押さえつけようとしたりする代わりに、ネガティブな感情や感覚が存在できるように場所をあなたの中に用意してあげます。
 
 
「存在できるように場所を用意する」と聞いて、もしかしたら身構えた人もいるかもしれません。そんな怖いこと…できない。と。
 
でも、そういう感情にあらがおうとすればするほどにその感情は長引き、大きくなります。
 
 
そのことについてはこちらの記事に詳しく解説していますのできになる方はご覧ください。
 
 
 
 
勇気を出して、あなたのなかに場所をつくってあげましょう。
 

Expansion exercise

Expansion exercise (エクスパンション エクササイズ)と呼ばれるものをご紹介しましょう。

 

Expansionというのは広げていく、拡大という意味です。

おそらくこのエクササイズのなかで広げていくのは、その感情がある体の部分の感覚を広げていく。という意味なのではないかなと解釈しています。

 

具体的なステップは…

深呼吸して体を整え、

 
‐あなたの感情を観察する
 
‐感情に息を吹き込んであげる
 
‐スペースを作ってあげる
 
‐ネガティブな感情がそこにあることを許してあげる
(それについていい悪いなどを判断しない)
 
こんな風な手順で進めます。文章だけではすこしわかりにくいかもしれません。
 
 

いかりを落とす(Dropping Anchor)

 
今からご紹介する方法は、いかりを落とすというエクササイズです。
 
 
これは、一つ目にご紹介した方法でうまくいかなかったときにやってもらうエクササイズです。
 
 
いかりってご存じですか?船がどこかに流れてしまわないように、海の中に落としておく重石のようなものです。
 
 
嵐が来たときのことを想像してみてください。
 
 
いかりを海に落としておかなければ、船は高い波にさらわれて、見えなくなるくらいどこか遠くへいってしまうかもしれません。
 
 
 
ネガティブな感情が嵐だとすれば、船はあなた。いかりがこのエクササイズです。
嵐をどこかにやってしまうことはできませんが、流されないようにいかりを落として、嵐が去るのを待つことができます。
 
 
具体的手順
 
1.あなた自身が、傷ついて苦しい思いをしているあなたを、優しく、静かに認めてあげてください。
「私、傷ついて苦しい思いをしているんだね。」
 
 
2.足を床に強く押し付けます。
 
 
3.指先をぎゅっと押し付けあうか、腕をうーんと伸ばすか、肩をちょっとすくめてください。
 
 
4.またあなたの中に、苦しい感情や考えが今存在することを認めてください…そして、その苦しい感情や考えの周りにあなたの体があることに気づいてください。
その体は、あなたが動かしたり、コントロールしたりできるものです。
 
さあ、あなたの曲げたり伸ばしたりできる体全体に意識を向けてください。 手や、足や、背中・・・・そして足をまた押し付けてみてください。
 
 
5.さあ、ここで周りを見渡して、あなたが見て5つなにか見えるものに気づいてください。何が見えますか?
 
 
6.今度は3つか、もしくは4つ何か聞こえるものがあることに気づいてください。何が聞こえますか?
 
 
7.最後に、あなた何をしているかに気づいてください。何をしていますか?
 
 
8.もう一度、あなたの中の、苦しい感情や考えに意識を向けます。
 
 
9.それから、椅子に座っている自分の体にも意識を向けてみてください。動かしてみて、伸ばしてみて…体を感じますか?
 
 
10.それからそれから、あなたの周りの部屋に意識をむけてください。
 
 
 
ゆっくりと、あなた自身のタイミングで通常に戻ってください。
 
 
 
これだけの手順です。
 
 
ネガティブな感情をどうこうするのではなく、嵐が去ってしまうまでじっと待つための手段です。いかりを落としておくことでネガティブな感情で自分を失うことはありません。
 
 
慣れるまでは難しいのかも知れません。でも何度かやってみる価値はあると思いませんか?
 

五感を使うということ

私たちは、五感を使って普段生活をしています。
 
でも、五感に意識を向けることなど生活のなかでほとんどありませんよね。
 
 
多くの過食嘔吐の方々は、思考がとても強い傾向があり、五感に意識を向けることをほとんどしていないのじゃないかなと皆さんの発言などを見ていて思います。
 
 
過食嘔吐を経験した私自身を振り返ってもそれは当てはまります。
 
 
五感に目を向けることが、克服のヒントをくれます。
 
 
嘘くさいと思うかもしれません。でも、自分で体感してみないとわからないこともきっとあるはずです。
 
 
 
お金もかからないし、そんなに時間もかかることではありません。
 
一度やってみて、ご自分でこれが使えるのかどうかあなた自身で判断してみてください。
 
 
今日紹介した2つのエクササイズについて、音声ガイダンスをつくりました。
 
noteにて掲載予定です。気になる方はご確認くださいね。

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ABOUTこの記事をかいた人

11年間過食嘔吐でした。 今まで、自分の考え方を変えるためにたくさん勉強してきました。 最近あったある出来事によって、これまで学んできた考え方を一気に自分の中に取り入れることができました。ぜーんぶつながった感じです。 今、過食嘔吐の衝動は全くありません。 あなたも絶対乗り越えられる力を持っています。私がサポートさせていただきます。