私と過食嘔吐【1】発症

わたしは治るまでの11年間のうちのほとんどを毎日、毎食、過食嘔吐で過ごしてきました。
 
飲み会の前には軽く過食嘔吐をして、終わって家に帰るとまた過食嘔吐をして…
 
 
ごはんを3合炊いて、過食嘔吐するようなときは、途中から全然おいしいとも思えない。
 
それでも詰め込んでいました。
 
トイレに駆け込み吐いている自分が醜くくて、醜くて仕方がありませんでした。
 
 
そんな私がどんなふうに過食嘔吐を発症したか。
どういう経緯をたどっていったか。
その時々どんな気持ちだったか。
 
克服に向けてどのように動いたか…
 
 
長くなるけど何回かに分けて詳しくを書いていきたいと思います。
 
 
 
経験を具体的に語ることで、何かのきっかけになることを祈って。
 
 
過食嘔吐とは別にいろいろとグレーなことも経験しましたので、それについてはご希望があれば、限定配信で公開させていただければと思います。

発症

高校の時、大好きな彼にフラれて、太って…
食事制限のダイエットを始めました。
 
「今日はお弁当の半分だけにしよう」
「お弁当は残して帰って、家で食べよう」
 
こんなふうに過ごしているうちに体重がスルスルと減っていきました。
 
成果が数字で出始めると、自分に自信がもてたようでさらにダイエットが加速しました。
 
 
そのうち、減らした量の食事を吐くようになりました。
 
 
まわりで「今日からダイエットする!」って言っている友達が、言ったそばからお菓子を食べているのを見たとき、
 
「ざまみろ」とか、「そんないうんなら食べなければいいのに。」って心の中で思っていたことを覚えています。
 
 
自分だけが痩せて可愛くなりたかった。
 
 
ほかの人は全員太ってしまえ。
とも思っていたかもしれません。
 
 
どんどん痩せていって、1か月か2か月で一気に7~8キロくらい減りました。
 
そのうちに友達から「痩せた?!」という声。
 
 
友達から注目されたことがうれしくて、痩せた自分はかわいいんだと思い込むようになりました。
 

普通食嘔吐から過食嘔吐へ

受験勉強が始まると、精神的に追い詰められるようになり、9時には寝て3時に起きる生活が始まりました。
 
 
そのころには普通食嘔吐から過食嘔吐に変わっていました。
 
 
夜中に起きるのは勉強をするため。と家族には言っていましたが、本当の目的は家族に隠れて冷蔵庫のものを過食嘔吐することでした。
 
 
私の心の中は
「勉強しなくちゃいけない」
「がんばらなくちゃ」
焦りと不安でいっぱい。
 
 
その焦りと不安から逃げたくて食べることに走り、自己嫌悪に落ち入り…
 
 
痩せたいという感情はもうそのころにはありませんでした。
 
 
「太りたくないけど、食べることで一瞬の現実逃避をしたい」
 
 
これが私がこの当時、過食嘔吐をしていた理由だったと思います。
 
 
 
毎日毎日本当にしんどかった。
 
 
 
電車で勉強しているときも、試験の時も、周りから自分がどんなふうに見えているか。
 
 
周りの目線が気になって、一切勉強のことは頭に入ってきませんでした。
 
 
まるで幽体離脱をしているように、私はそこにはいませんでした。 
 
 
また友達と2人きりで話すのがこのころ苦痛でした。
 
高校3年生がピークだったように思います。
 
 
「私みたいなしょうもない人間に時間を使ってもらってごめんなさい。」
 
「こんな価値のない人間といたっておもしろくないですよね…」
 
頭の中はこんな考えでいっぱいでした。
 
 
楽しんでいるみんなの姿がまぶしくて、仕方がなくて…その中にいると自分の闇がより一層深く、深くなるようでした。
 
 
唯一のほっとできる時間は、
食べているときだけ。
 
 
それなのに、そんな風に食べている自分は醜くて、その上吐いている自分はもっともっと醜くて大嫌いでした。
 
 
そのような状態であったため、当然のように勉強時間のわりに成績は伸びず…
 
結局は浪人することになりました。
 
 

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ABOUTこの記事をかいた人

11年間過食嘔吐でした。 今まで、自分の考え方を変えるためにたくさん勉強してきました。 最近あったある出来事によって、これまで学んできた考え方を一気に自分の中に取り入れることができました。ぜーんぶつながった感じです。 今、過食嘔吐の衝動は全くありません。 あなたも絶対乗り越えられる力を持っています。私がサポートさせていただきます。