こんな病院はいかない方がマシ…病院選びの5つのポイント

骨折をしたら病院に行く。
「ちょっと風邪気味かな…」というときに、友達から病院に念のため行っておいたら?と勧められる。
 
 
じゃあ、過食症になったら?過食嘔吐に陥ったら?
 
 
そんなこと言うまでもなく、病院(診療所)の心療内科に行って治すのが一番だ。という人がいます。病気なんだからと。
 
 
私はそうは思いません。
 
 
もちろん、栄養不良などに陥り、点滴が必要になるような場合は、病院に行って栄養を補うことも大切でしょう。
 
 
だけど、そういった身体的に緊急を要する状態でない場合は、合わない病院や診療所に行っても治るばかりか、悪化させるだけだと考えています。
 
 
※ただし、下記に記載する内容がすべての病院(診療所)に当てはまるわけではありません。
 

私の病院(診療所)体験談


略歴
 
私は11年間摂食障害に苦しんできました。
それは、ダイエットから始まりました。
 
 
食事制限→普通食嘔吐→過食嘔吐へ…
 
 
実家を離れていつでも好きな時間に食べて、好きな時間に吐けるという状態になってからはほぼ毎食食べたものをリセットしていました。
 
 
それだけではなく朝ごはん、昼ごはん、夕ごはんの時間に関係なく、コンビニやスーパーをはしごして大量に食べてはリセットを繰り返していました。
 
 
インターネットで調べて自分の状態は、過食嘔吐に当てはまると知っていましたし、お金も多額にかかる、時間も取られる。で何とかしなくては…とずっと思っていました。
 
 
発症から3年目のころ、まずは病院(診療所)に行きました。

 


診療所で行われたこと

  • カウンセリングという名のもとに経歴を聞かれました。
  • 行動療法を行われました。
  • 薬を処方されました。
  • 気分が落ち込みやすいかどうかを判断するシートをもらいました。
  • 自分がどんな人間か性格にチェックを入れるシートをもらいました。

経歴を聞かれた

家族構成はどんな感じ?
お父さんとお母さんは仲良かったの?
 
 
小学校の時は、学校どうだったの?
いじめられたりしなかった?中学校の時は?友達たくさんできた?
高校の時は?大学の時は?
 
 
この質問の裏に、もっと深い意図があったのか、私にはわかりません。
少なくとも私にとっては、形式的に聞いているだけにしか感じ取れませんでした。
 
 
過食嘔吐になる人で、友達が特別少なかったからとか、いじめられていたからとか、特別ななにか出来事があって過食嘔吐になったという人はほとんどいないと思うんです。
 
 
私が出会ってきた過食嘔吐の人たちも、普通に生活ができるくらいのお金があって、家族ともコミュニケーションをとれている…みたいな人がほとんどでした。
 
 
私自身、おじいちゃん、おばあちゃんと同居で、父母健在、妹弟がいる一般家庭で育ちました。
 
 
特に大きないじめにあった経験もないし、家に引きこもった経験もありません。

行動療法

朝・昼・晩・間食
と区切られたシートに食べたものと量を書かねばなりませんでした。
 
 
1~2週間後の診察の際に、先生に評価されるというもの。
 
 
ただでさえ、食べた後に自分を責めて、そのしんどさから抜けたくて過食嘔吐をしているという状態でした。
 
 
そんな状態の私にとってシートに書き込んで食べたものを確認するという作業は、苦痛でしかなく、その結果自己嫌悪のループに陥ることになりました。
 
 

薬の処方

薬を簡単に出してくる病院(診療所)は危険です。
 
 
私が処方されたのは、ベンゾジアゼピン系の抗不安薬でした。
不安になったら飲んでくださいと言われました。
 
 
ベンゾジアゼピン系の薬は脳の興奮を鎮静化させて不安感や緊張感を緩和するための薬です。
 
 
同時に筋肉の緊張も緩みます。
 
 
薬は確かに効き目に即効性があります。どの種類でも30分以内には効果が出始めます。強制的に脳を落ち着かせるのですから。
 
 
今の状況をとりあえずすぐにどうにかしなくてはいけなくて、対処療法的に薬が使われる場合を除いて、私は薬は使われるべきではないと思っています。
 
 
まず副作用があります。
本来自分が身体の中で出す物質とは違うものを身体に入れるわけですから当たり前です。
 
 
また薬は起こっている現象に対しての、その人の反応を強制的に変えることはできますが、薬を使っている限り、現象に対して特定の反応が起こる、その原因とな観念や考え方を変えることはできません。
 
 
 

気分が落ち込みやすいかどうかのチェック
自分がどんな人間か性格のチェック

私はこれをチェックしている自分が情けなくなり、嫌いになり、さらに気分は落ち込みました。
 
 
過食嘔吐を発症している人は、多くの人が自信を持てていません。
 
 
その状況で、こういった項目をチェックさせるのはマイナスにしかならないのではないでしょうか。
 
 
先生が話のきっかけをつかむためにはもしかしたら活用できるかもしれません。

 
しかし、私が感じたのは、「病院(診療所)の対応は、一つの枠でしか見ない冷たいものなのだ」ということでした。
 
 
次の診察で、そのチェックシートを見て先生が発したのは、
「あなたはプライドが高くて負けず嫌いで〇〇〇な人ですね。」というかなり上から目線で決めつけるような言葉でした。(何と言われたかは正確に覚えていません…)
 
 
仮にそうだったとしても…
 
 
その時の私には到底聞き入れられない言葉でした。それに、先生に人間性を批判されたような、否定されたような気持ちに陥りました。
 
 
そのとき過食嘔吐の量や頻度がかなり多くなったのを覚えています。
 
 
結果、この病院(診療所)での2~3回の診察後、私はさらに自分の殻に閉じこもる形となり、治るばかりか一時的に悪化するという結果となりました。
 
 
 

こんな病院(診療所)が理想

  • 病人扱いをしない
  • 私たち自身の声を聞いてくれ、受け止めてくれる
  • 「答え」ではなく「気づき」をくれる
  • どれだけ食べているかや頻度は追及しない
  • 薬の処方は最終手段

病人扱いをしない

病人扱いをされないことで、過食嘔吐を自分事として考えられるのではないかと思います。

 

そして、症状は簡単に治せることだという自覚が持てるのではないでしょうか。病気だといわれると、もしかしたら気分が楽になる人がいるかもしれません。

 

今自分に起こっている現象がなんなのかもやもやしているときに、病名がつけばすっきりします。

 

私の場合は、病人扱いをされたことで自分を気持ち悪いと思うようになりました。そして病気のせいだからと、自分の問題としてとらえずどこか他人ごとになりました。

 

病名をつけられてもいいけど、病人扱いはしてほしくない。これが私の結論です。

 

私たち自身の声を聞いてくれ、受け止めてくれる

自分のなかに渦巻く感情、まとまらない考えを聞いてくれ、受け止めてもらえることで気持ちが本当に楽になります。ずっと自分自身を否定して過ごしている私たち。

 

否定も肯定もせず、ただただ受け止めてくれることで、承認されたような気持ちになります。

 

「答え」ではなく「気づき」をくれる

過食嘔吐になる人は、多くの人が自信を持てていません。
だから、答えを外に求める人が非常に多い。
 
 
私自身がそうでした。
本やインターネットで知識を集めたり、自助グループの討議に参加したり…
病院(診療所)もそのうちのひとつでした。
 
 
過食嘔吐を治すには、自分の中にしか答えがありません。
 
 
答えだけを与えようとする先生のもとでは症状を緩和することはできても、完治させることはできません。
 
 
自分で気づきを得ることでしか、過食嘔吐は治すことができないのです。
 

どれだけ食べているか、頻度はどれだけかを追求しない

どれだけ食べているか、頻度はどれだけかということは問題ではありません。
その記録を見て、「あーこの日は食べすぎましたね。この日はいいですね。」などとやっていても全く本質には触れられてません。
 
 
問題は、その量や頻度で食べるという行動はどうして起こっているのか。
行動の裏にある、意図や固定観念をあぶりだし、変化させていくことが過食嘔吐を治すカギなのです。
 
 
 
私のように食べたものの量や頻度を見て、余計に自分を責めてしまう人はほかにもたくさんいらっしゃると思います。
記録することは、自己嫌悪をさらに悪化させてしまうことにもつながりますので、やるべきではありません。
 
 

薬の処方は最終手段

上にも書いたように、薬の処方はできるだけするべきではないと思います。
根本的な解決にはなりえませんし、薬に依存する状況を作り出す可能性もあります。
 
 
繰り返しますが、自分が自分の癖を気づいてそれを変化させることでしか、過食嘔吐を治せません。
 
 
薬は、今すぐに対処をしないと命が危ない…などの場面でのみ使うべきです。
摂食障害は精神的な部分が大きく影響しているので、合わない病院(診療所)に行ってしまった場合、症状を悪化させる可能性があります。
 
 
ここに書いたことも参考に、口コミなどで十分に下調べをしてから受診することをおすすめします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

ABOUTこの記事をかいた人

11年間過食嘔吐でした。 今まで、自分の考え方を変えるためにたくさん勉強してきました。 最近あったある出来事によって、これまで学んできた考え方を一気に自分の中に取り入れることができました。ぜーんぶつながった感じです。 今、過食嘔吐の衝動は全くありません。 あなたも絶対乗り越えられる力を持っています。私がサポートさせていただきます。